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Luaの演算子: 基本と注意点
Luaは他の多くのプログラミング言語とは異なる一部の構文や特徴を持っています。以下は、Luaの基本的な演算子とその使用方法、および他の言語との主な違いや注意点についての概要です。
基本的な算術演算子
- 加算:
+ - 減算:
- - 乗算:
* - 除算:
/ - 余り:
% - べき乗:
^
比較演算子
- 等しい:
== - 等しくない:
~=(多くの言語では!=と書かれます) - より大きい:
> - 以上:
>= - より小さい:
< - 以下:
<=
論理演算子
- AND:
and - OR:
or - NOT:
not
文字列結合
- 文字列結合:
..(多くの言語では+が使われます)
注意点と違い
- 加算代入や減算代入がサポートされていない: Luaには
+=や-=のような短縮形の代入演算子がありません。したがって、x = x + 1のように書く必要があります。 - 等しくない演算子: Luaでは
~=を使用して等しくないことを示します。これは他の多くの言語での!=と同等です。 - 文字列結合: 文字列の結合には
..演算子を使用します。多くの言語では+演算子が使われることが多いですが、Luaでは異なります。 - 論理演算子: 論理演算子は小文字の
and,or,notとして表されます。これは多くのCベースの言語の&&,||,!とは異なります。 - 整数除算: Lua 5.3以降では、整数除算の演算子
//もサポートされています。
Lua はそのシンプルさから多くのゲーム開発やスクリプティングタスクに適していますが、他の言語の経験がある場合、上記の違いや特徴に注意を払うことで、効率的にコードを書くことができるでしょう。
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